活動報告

久能の耕作放棄地を活かす

静岡市久能地区で栽培されているものといったら真っ先に思い浮かべるのがイチゴだろう。
八百屋をやっている私は、葉生姜も思い浮かべるが…。
清水から海岸線を通っている道はいちご海岸通りとまで命名づけられている。
それもそのはず。静岡から清水へいちご海岸通りを使えば、右手には壮大な駿河湾。左手には、いちごハウスが一面に立ち並ぶ。

イチゴの時期になれば、食べ放題に誘うイチゴガールズが各農園、通りかかる車に対して呼び込みを行う。
私が大学生だったころ、同級生の女の子達はこぞってアルバイトをし、賑わいを見せていた。
しかしながら驚くことに、イチゴが名産の久能地区においても、いちごハウスの耕作放棄地が増えているそう。
久能山の斜面に建てられたハウスは、体力がないと管理が大変だ。
久能地区特産の石垣いちごは、石垣を利用し放射熱によって温度を確保する、燃料を使わない栽培方法である。日本各地を見渡しても珍しい栽培方法である。
その栽培方法からエネルギー問題にも左右されない。
八百屋の血が騒ぐ。
このエネルギー問題にも左右されない栽培方法が、いちご以外のものにも活かせないだろうか。
そしてなんとかしてこの耕作放棄地を活用できないだろうか。
清水区にある代々続く川村農園さんにお邪魔をさせていただき、とある栽培方法の勉強をさせていただいた。
まずは自分が仲間と共にやってみる

静岡を、日本をよりよくするために!

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